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今年も北の大地へ

北の大地へ

 
作詞・作曲/森繁久彌 歌・加藤登紀子

知床旅情




真冬の北海道は

私のような大阪の温室育ちの者にとって

肌身で感じる極寒は半端ではない。

のんびり絵など描ける状況でもない。

何処へ向かっても、何を観ても白一色の世界でしかなく

背中に10数キロのリュックを背負いながら歩く。

晴れた日ならまだよいが一旦吹雪くと

数メートル先も見えななくなる。

積もった雪が氷となって舞い上がり頬に痛いように吹き付ける。

自分が吸い込んだ冷たい空気で息が出来ない。

そんな所に一体何を求めて行くのか。。。

根雪や流氷が解けると北の大地にも

花が咲き緑も茂る季節もあるのに

敢えてこの季節に拘り続けるのか。

私はただ単純に、

自分が踏みしめた現実の足跡だけが

理想の画境に近付けると信じている。

今度こそ納得のいく冬の景色が描けるかも

この冬は例年になく降雪量が多いとか。

鹿にもキツネにも馴染みができた。

爪がピカピカのアイゼンも用意した。

何処へ向かうかは天候次第

行ってみないと分からない。

20180128155051cd5.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

せめて画像だけでも現地から
フェースブック
に投稿します。

では皆さん暫くの間TAKEOFF。




【2018/01/28 16:00】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
こんな男に私もなりたい


■人生は歌やドラマのようにはならない

そんなことは当たり前だと判っている。

しかし、それを夢見ながら生きるのもまたいいと思う。

理想は嘘では持てない。

もし嘘でなければ夢も少しは現実に近付ける。





繊細で骨太に生きた男の姿はいかにも恰好がよい。

似合わぬことは無理をせず・・・

河島英五のこの曲が

今聴いても心に沁みる。






【2018/01/03 09:12】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
再出発
 

納得のいく作品などそんなに描けないものです。

しかし絵描きである以上はそれでは済まない。

満足のいく作品など死ぬまで出来ないかもしれない。

結局は『自選』という形で多少は不満の残る作品であっても

発表しなければならないのが作家の宿命だと思います。

また自分では少は描けたかと思っていても

鑑賞者の目にはそれほどではない場合もあって

客観的なハードルは年々高くもなるものです。

その厳しい経験が次に繋がる糧になればよいかと思っています。

00850003.jpg

紆余曲折を経て

今回からは新たな会場で戸惑うこともありましたが

当分はここを住処と定めて発表を続けます。

IMG_2612 (2)

00860001.jpg

別に無理して褒めてもらわなくても

いつか我ながらの会心作がたとえ1点でも描けたらそれで本望。

過日の個展会場の壁に並べた作品を眺めながら

私はつかの間の安堵感と未知への新たな意欲を

密かに湧きたたせていました。

茜原野



あれもこれもと器用に生きられない絵描きですが

自分らしく精一杯信じる画道を完結させたいと

年の瀬を前にして思っています。


拙いブログにお付き合い、ありがとうございました。

どうか皆様よい年をお迎えでください。

コンドルこと小林修一









【2017/12/30 00:00】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
手に持つ荷物



■こんな私でも師と思い

親身になって応援してくれる人達が居る。

彼らが居てくれるからこそ出来る事がある。

今度の個展もそのひとつで

何時もの事ながら感謝の思いが尽きない。

個展だ何だと偉そうに言ったところで

私一人では到底乗り切れない冬の陣である。

スタッフの皆さんに改めて心からお礼を申し上げたい。

そして、これからもそんな我が一門の先駆けとなって

透明水彩画の高みを目指し続けたい。

それが彼らに報いることの唯一の道だと思っている。

DSC05071.jpg

絵を描くことは私個人の仕事だが

ただそれだけを我儘に果たして善しとしたくない。

大勢の思いを背中に背負うからこそ発揮出来るパワーがある。

私はそのことも大切にしたい。

拙い芸事を鑑て頂いて、それを一人悦んでいるようでは

猿回しの猿とさほど変わらない。

たとえそんな芸であっても、支えてくれることに感謝して

誠実に応えようと努力をする姿が有ってこそ

作品として共感を得られるのではないだろうか。

これは綺麗ごとでもなく素直な気持ちなのである。






【2017/12/04 10:42】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
どこ吹く風


 ■こんな心境にはなかなかなれない。

特に目まぐるしく変わる時代の流れにも影響されずに

我が道を行くにはよほどの根性と自信が要る。

下手をすると周囲からは変人とか

頑固者扱いされたりもする。

それでも『何処吹く風』と聞き流せる人はやっぱり凄い。

自分らしくマイペースなどという生易しいものでなく

もっと凄まじい反骨精神のようなものを秘めながら

八方破れの感性と純粋無垢な精神で世を渡り切る。

誰もが内心そう望んでいるのかもしれないが

これはかなり難しいことで

人生の達人にはそう簡単にはなれないものだ。

作品という自分をにさらけ出して

その人生観までも問うのが私にとって個展という場なのである。

個性(小)

【35回出品作/個性】







【2017/11/21 23:59】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
どうしてこんな北の果てまで


■極寒であるのは当然として

交通や宿泊等も不便で

とても余所者が絵など描ける状況ではない。

筆先がシャリシャリと凍り、画面も氷の結晶状になる。

なのに私は敢えてそんな時期を選んで出掛ける。

外気の寒さで体力を消耗させながらも

私は『これが絵描きの仕事なんだ』と呟く。

北の海 (小)


今日個展の初日が開いた。

会場の壁に並んだこの作品を眺めながら

もし季節が違えばこの高台からも

雄大な蝦夷富士も見えたかもしれない。



いや、観えなかったからこそ

この絵が描けたとのだと痩せ我慢をする。

絵描きなんてそんなものだと思う。


【北の海/北海道利尻島/210㎜×285㎜】







【2017/11/16 23:00】 最近の絵 | トラックバック(-) | コメント(0) |
個展の神様
 

■演劇人は舞台の板の上には演劇の神様が居ると言う。

同様に我々が開く個展の板の上にも

芸術の神様がいると私は思っている。

壁に並べた作品たちが

鑑賞者によって会期中にひとり歩きを始める。

思わぬ発見も有れば落胆もある。

過去と未来を示してくれたりもしてくれる。

幕を開ければ何が起きるか判らないのが個展である。

ある年の個展では同じギャラリーの広さが狭く見えたり

特に展示作品が大きかった訳でもないのにそれとは逆の年もあった。

満員御礼のときや閑古鳥が鳴いたりで様々だが

それらは描いた作品とは直接何の関係もない。

同じ条件で同じように取り組んだ結果

目には見えない何がその度に働いているように思えるのだ。

経験などとは言えるほどではないが

作品さえ有れば他は適当に何とか成り立つという考えは

通用しないことも分った。

想定外の諸々の出来事を今後に反映させられるかが

描くこと以上に大事であることも実感で学んだ。

むしろそれこそが今ある私の財産にもなっている。

だからこそ個展の神様をなめてはいけないと思う。

IMG_2522 (2)

作品は筆を置いて終わりではない。

台詞を覚え、衣装を着けて役に成り切り

舞台に上がった瞬間から新たなドラマが始まる。

明日16日からその神様を迎えようとしている。





【2017/11/15 23:00】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
例年同じUPですが



■これも一種の私なりの気合の入れ方なのです。

焦る必要はない、しかし限りある年・・・

変えてはならないこともあれば

変えなければならないこともある。

10年前に一度舵を切りたいと思いながら

紆余曲折を経てようやく新たな布陣で一歩踏み出します。





今回は過去(近作)を含め、約30数点を展示する予定です。

会期:11月16日(木)~11月21日(火)

会場:芝田町画廊

委細はこちらの↓画像をクリックしてご覧ください

web案内状

皆さんのご来観を心よりお待ちしております。

私は全日在廊していますので

お初の方はどうぞ「コンドル?」とお声をお掛けください_(._.)_





【2017/11/01 12:00】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(0) |
恩に応える


■ある絵描きさんの話。

その生涯で描いた作品は数えきれない。

画壇では無名だったが、あるきっかけから

その存在が認められ(旧)市立博物館で永久保存が決まった。

しかし作品の個々の詳細が殆ど解らないために

その描かれた場所が何処で、何年の制作なのかを

同館学芸員が5年の月日を掛けて綿密に裏付調査を行ったという。

戦後間もない頃から大阪の街を描き続けた数々の作品は

貴重な大阪の文化遺産として

現在の大阪歴史市立博物館に100点余の作品が収められたのは

画家が亡くなった10年後のことだった。


前田亮一

私が35年間公私共にお世話になった

元上本町ギャラリーのオーナーである。

こんな私に『ウチで水彩画の教室を持ちませんか』と勧めてくれた。

亡くなる直前まで病院の窓から見える風景を描く人だった。

無名故にその存在は殆ど世に知られず、

既にギャラリーも時代の流れで今は廃業となったが

せめてそれを知る者だけでも名を留めたいとの思いから

ここに紹介することにした。

唯一関連として同博物館の常設案内がここにある。

市立博物館

同館内の展示の前田氏の作品↓
ttps://twitter.com/naniwarekihaku/status/729481371819880449


人も花も種を撒かなければ育たない。

なにかしらの種が有って実が出来るのである。

受けた恩はけして忘れてはならない。

人と人との縁がやがて歳月が経っと

感謝の念に変えられるように頑張らねばならない。

何故なら恩は感謝の異名だからである。

この前田氏との出会いがもし無ければ

今年の個展へと繋げることも出来なかったかもしれない。

思いを背負ってそれに応え続けること

それも絵描きの人生である。




【2017/10/18 22:30】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
絵描きの呟き


■自分ひとりだけで絵を描いているのなら

これほど楽しいことはないだろう。

迷うことも、悩むことも

責任や義務も無く、もっと自由に気楽かもしれない。

爆発的なパワーがあるわけでもなく

ただ好きなだけで押し通せる程甘い世界ではない。

それを踏み越えてしまったことに今更悔はないが

毎年こうして個展が刻々と近づいてくると

焦る思いからつい色々な考えが頭を過る。

波

私は無所属で微々たる画歴で他には何もないまま

40年の人生の大半を費やした。

平坦な道程ではなかったが他に選択肢がない以上は

迷いながらも突き進むしかなかった。

しかし、よくよく考えるとそれは作家の宿命のようなもので

もしそれを避けたいのであれば他の道を選ぶしかない。

子供の頃からやりたかった事を

そのまま生業にするのは容易ではないが

進まなければ自分の人生も無かった。

格好よくスマートで余裕の気持ちが持ってないのは、

やっぱり私はこの世界には向いてないのか?

ブログでこんなことを呟いている間に、気が付けば全てが終わっている。

不安やら自信やら。うぬぼれやら謙遜やら

支離滅裂の孤独な格闘技はまだまだ続く。

35回個展まで

あと30日




【2017/10/05 16:25】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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Author:コンドル
透明水彩画のブログです。
絵を描くことは感動を見つけ出すこと。その時々に出会った想いを備志録的に綴ります。




■変なHNですがネットを飛び回るには便利な南米の鳥です(笑) 観掛けはこんな姿でも、いたって小心者です。 気まぐれな更新になりますが、どうぞよろしくお願いします。

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