嬉しいメール

■HPをご覧になったある方からメールを頂いた。
絵を習う為に教室をあちこち探していると辿り着いたという書き出しから始まり、 この拙いHPの各頁を読まれ『もう無理して教室を探すのはやめました。
ネットでもこうして作品を観ることが出来て、納得のいくお話も読めて安心出来ました。これからはこちらで こっそりと勉強させて頂きます』と結んであった。 恐縮しながら私はそのメールを読ませて頂いたが、勝手気ままに綴っているこんなHPでも 見知らぬ何処かの誰かのお役に立っていると思えば嬉しくもあった。

自分の仕事もまだまだ極められずに、人様に偉そうなことを語る資格などはないが、それでも 長年の経験から得たことならなんとか伝えられるかもしれない。                             独断や勝手な解釈があったとしても、それも私自身の正直な意見である。表面上の当たり障りのないことを書き連ねるなら責任も何も要らない。まして水彩画に関してなら書店の棚にはその種の本がズラっとが並んでいる。 それよりも自分の言葉で別な何かを伝えたい…それがこのこのHPの始まりでもあった。果たしてどれだけの人が読んでくれているのか分からないが、先の方のようにたとえ一人でも こんな感想を届けて頂く方がいれば励みになる。
もっと定期的に更新が出来ればよいのだが、なかなか手が周り切らず停滞ぎみだが、これからも
体力・気力の続く限り続けたいと思っている。                                            引き続き微風の窓を覗いて頂ければ幸いである。

 


【2009/06/28 11:32】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(-) |
先生の独り言

先生の独り言

絵も歳を重ねるにつけて細かなことは気にせずおおらかになった方がよい。
しかし自分の老化は認めたくないので、まるで抵抗するかのように必死になる人がいる。
なにもそんなに無理する必要はないのにと思うのに。これくらいの事ならまだ出来ることを
証明したい気持ちも分かるけれども、運動能力の衰えや気持ちが有っても手が言うことを
きいてくれないと、焦っても仕方がないと分かっていても余計に頑張ろうとする。
歳を口実にいい加減でもよいとは言わないが、過去の見栄や年齢以上の背伸びは止めて気楽に
描かないと趣味もちっとも楽しくならない。若い頃からの性格もあるかもしれないが、もし
無くなってしまった能力があるとすれば、それはもう必要でなくなったと解釈をして、
歳に見合った絵を描く方が自然ではないだろうか。

我が親ほどの年輩者に向かって生意気にも絵を教えてはいるが、角度を変えて言えば余分な欲を
捨てる事が出来る人生の先輩には、私などが逆立ちしても適わない絵が描けるはずなのである。
歳も我が身も省みず命までも削って描こうとする職業絵描きとは違うのだから。
健康維持の為に多少の努力はしてもよいが、どうか自分なりのペースでと願いながら                
今日も憧れの先輩達に私は渾身の指導をするのである。


【2009/06/22 00:57】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(-) |
オリーブの実

オリーブの実

辛すぎて書くのも躊躇うことだが…縁ある人のことなので留めておきたい。
一昨年前、私が実のなる植物を描いているのを知った知り合いが、まだ青いオリーブの実を
沢山持って来てくれた。その人は庭木職人でありながら若い頃は小磯良平の門下で今も絵を
描いていた。親の後を継ぎ造園業をしていたが、若き日の思いを捨てきれず週に一度の
クロッキーの会に出掛けては健筆をふるい、豪放磊落な人柄は周囲の誰にでも好かれていた。

oribu.jpg

その人が癌という不治の病に倒れ、既に手の施しようもない状態であると聞かされた。
告知もされご本人は『これも仕方がない。後はどれだけ頑張れるか』だと淡々と語っていたという。
歳も私と同年配んのに天は無慈悲にもまた私から親しい画友を奪おうとするのか。
日に焼けしてあれほど頑丈そうにみえていた人が、今は痩せ衰えて見る影も無かったとか…
ご本人無念さを思うとやりきれない。
人間の寿命など一寸先は判らず、あっけないものかもしれないが、                               
出来るなら軌跡が起きてもう一度再起してほしいと心から願う。                      

受け入れ難い事実を何度も経験すればよいのか、それが生きることというのか。

 


【2009/06/18 01:01】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(-) |
自己管理能力

大分前から案内を貰っていた人の個展に行きそびれてしまった。
当初は何とか都合つけて行くつもりだったのに・・・などといい訳をしても
忘れること自体がなってない!
これに似たことは普段でもよくあることで、極端な話が朝決めたことでも
夜には忘れている。一度決めたことはなんとしてもやるという意思があれば
簡単に忘れることなどないはずで、心の隅に隙があって
情け無い気持ちで反省することになる。
その作家にもこの場でお詫びをしておきたい。
イメージ 1 

いい訳ではないが絵描きの日常も結構忙しい。
同じサイクルで過ごす勤め人とは生活のリズムが違って、当然ながら土日祝日も
関係なくない。全てのスケジュールも自分自身で自己管理しなければならない。
何をやるにも自由でどうにでもなりそうだが、それが返って下手をすれば
惰性に通じてしまう。拘束されない不自由というのもあるのだ。
優先順位を即座に決めて次々に手を打たなければ、他に誰もやってくれない。
あれもこれもとあるうちに今回のように忘れてしまうこともあって、有能な
秘書が欲しいなあーなどと贅沢なことを思ったりするのである(笑)


【2009/06/11 18:41】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(-) |
教えることは

短期間で習い事のをひと通り習熟する人が居る。

まるで指導者とそっくりの仕事がこなせるまでになるには、本人の熱意と努力もさることながら、
指導者の力量と的確な指導振りが伺える。私の所(教室)にも長い間通い続けている生徒さんが
大勢居るが、なかなかそこまではいかない。サービスが悪くてほったらかしの先生なので、
当然といえば当然なのだが。もちろん生徒さんが皆不熱心という訳では無く、私もノウハウの出し
惜しみをしているつもりも無い。早い話が真似ようとしても真似る事が出来ないらしいのだ。
だから20年も通う羽目になる。皆には誠に申し訳ないと思いつつ、こればかりはどうにもならない。

asuka1.jpg  

ところがこれには少々私なりの理由があって、技術の切り売りを指導の本命にしたくないのである。
絵はある程度の技術が必要なのは言うまでもない。しかしそれはあくまでも手段であって、表現の
中味とはあまり関係がない。技術だけが達者になっても中味の無い絵はつまらない。
上手い絵よりも良い絵を描いて欲しい…その為の指導を心掛けいてる。自分の持つテクニックを
幾ら伝授したところで、表面の画風だけが似たコピーを何人も作るだけで、さほど意味があるとは
思えない。私がこんな風な考えだから生徒さんにもすぐに進歩が表れる訳けがないのである。
高い受講料を払って上達しないなんて、まるで詐欺師の様な教室なのだ(汗)
そのうちにそんな評判があちこちに立って、生徒さんが誰も居なくなると困るので、私は出来るだけ本音で指導するようにしているだけである。
影響を受ける事がけして悪いわけでも、熱心にその技を盗もうとすることも間違いではない。だが
描きたいものは自分で探し、画法も独自のものを持っ努力をして貰いたい。安易な上達の近道を
選ばずに多少は遠回りしてでもコッコッと自分の絵が描ける様になった方が長い目でみればきっと本物になると私は確信している。


【2009/06/09 10:38】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(-) |
負け犬の解釈

 

負け犬の解釈

負け犬というのは、自分より上位の犬に向かったとき、
すぐに寝転がって腹を見せる犬のことを指して言う。
最大の弱点である腹を相手に見せることによって、
たとえ噛み殺されることになっても構わないという決意は
半端な覚悟では出来ず、その潔さの点においては「負け犬」は
けして敗者と一概に言えないような気がする。

赤い花1 

物事は一面だけを捉えて判断すると深く思索が及ばない。
屁理屈であろうが、へそ曲りと言われようが角度を変えて見ることで
別な見方が出来るものだ。逆転の発想とはそういう意味なのかもしれない。
一般的には多分そうだろう・・・という考え方ではどうしてもマイナスの
方向になってしまう。しかし常識を一度壊して考えてみると                        意外に新たな発想や勇気が沸いてくることがあるものだ。

                                       


【2009/06/02 12:23】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(-) |
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Author:コンドル
透明水彩画のブログです。
絵を描くことは感動を見つけ出すこと。その時々に出会った想いを備志録的に綴ります。




■変なHNですがネットを飛び回るには便利な南米の鳥です(笑) 観掛けはこんな姿でも、いたって小心者です。 気まぐれな更新になりますが、どうぞよろしくお願いします。

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