自分の絵を客観的に見て
 


■自分の絵を客観的に見て

以前は、どってことない平凡な絵だなあーと悩んだこともあった。

動か静かと云えば静で、濃彩か淡彩と云えば淡彩。

当然それでは与えるインパクトが弱くて目立つわけもない。

しかし分っても簡単に変えようもなかった。

画風(個性)とはそんなもので、迷ってもどうにもならない部分がある。

だからといって嘆いていても始まらず、試行錯誤が延々と続いた。

それならそれで、

いっそ個性の無いことを逆に個性にすればいいのだと自分なりに悟った。

9-14.jpg

短所は長所の裏返しかもしれないし、他人と比べてどうこうでない。

また人真似はどこまで行っても真似に過ぎない。

誰の何の影響も受けず、ただひたすら自分らしい絵を目指そうと思った。

前に立ちはだかる壁は、自分の力で越えるしかなかった。

思い上がりかもしれないが

お陰で少しは他とちょっと違う水彩画が描ける様になった。

そうでなければ個展など開いて、大勢の人の前で作品を発表するなど

とてもじゃないが出来ない。





【2016/03/27 09:40】 コンドル流水彩画考 | トラックバック(-) | コメント(0) |
絵もTPOに合わせて
 

■昔の古い映画に片岡千恵蔵主演の

『七つの顔の男』というシリーズがありました。

若い方はご存じないでしょうが、

その映画の中の有名なキメ台詞に

『ある時は片目のタクシーの運転手、またある時は香港丸の船員、

またある時は・・・しかしてその実態は』というのがありました。

主役が次々に変身しながら悪人を退治するという単純なストーリーなですが、

私は絵描きもこれとよく似たところがあると思っています。

IMG_1899.jpg

本来の画風はしっかりと堅持しながら、あとはその時々に応じて表現を変えてみる。

ファッションも中身が同じ人間でも、普段着と他所行きのようにTPOに合わせると

気分転換になって自分も楽しめる。

アートだ芸術と叫ぶよりも、誰もが親しめる絵を描きたいと私は思っています。

絵描きなんてどことなく怪しげで謎めいてみせても、

所詮は飽きずに観てもらってなんぼのもんですから(笑)

まさに大衆娯楽の映画も、

理屈抜きで楽しめることが大事だったのでしょうね。




【2016/03/24 09:35】 コンドル流水彩画考 | トラックバック(-) | コメント(0) |
メール
 


■『昨日のメール見てもらえましたか?』という電話。

スマホが何時も手元にあるとは限らないし

『急ぐなら最初からメールよりダイヤル回せよ』とつい。

便利は不便の裏返しとはこのことか。

2009082313484145b_20160321113845253.jpg

確かにメールは時間や相手の都合を気にせずに

用件だけを伝えるには便利でである。

今やスマホや携帯は電話としての機能より、

メールのやり取りする道具となったその結果、

喋ることも漢字も忘れてしまって、

せっせと文字を打つのにあくせくしてしまう。

そういえば、我が家の固定電話に掛かってくるのは

生命保険や互助会のセールスだけとなった(^-^;









【2016/03/21 11:39】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
■第33回個展のご案内
 

■まだ先と思っていた京都展が迫ってきた。

準備はこれからですが、追い込まれないと火が付かないのは毎度のことで

取り敢えず告示だけでもさせて頂きます。

preview[2]

30数年前の初個展以来ずっと同じ会場で

今回初めて古巣を離れて京都でやることになった。

なんの足場もない所では勝手が違う不安もあったが

敢えて一歩踏み出すことも時には必要だと思った。

新緑の京都の空に北の大地の雪が舞う・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

四条大橋


四条大橋を渡った正面のビルが作品に描いた東華菜館

その少し先が会場の祇園小舎です。

どうぞお気軽にお立ち寄りください。

尚、DM葉書をご希望の方にはお送りしますので、

下記のメールホームからお知らせください。

風車メール



【2016/03/20 00:00】 最近の絵 | トラックバック(-) | コメント(0) |
独り言
 


■帯広から車で20分ほど走ると、

大小の牧場も点在する十勝平野。

あの一時ブームになった幸福駅や、

タレント経営の花畑農場もこの十勝にあらしい。

『今頃こんな所に何しに来たべ?花畑はここではないべ』と言われた(笑)

牛も牛舎に帰えるゆうぐれだった。

たそがれ

余談ですが

家の嫁さん、寒い地に旅に出るときは、

カイロそれで足りる?と聞きます。

いつ帰るのかは何も聞きません(^^;

徹夜が連日続くと栄養ドリンクの代わりに、

嫌いな牛乳を飲ませようとします。

そして、死ぬまでに一度、

今までに私が描いた冬景色を自分の目で観たいと言います。

そんなこんなを背負っていると、

こんな処でも寒くも寂しくもないものなんです。

世の中には、色んな夫婦の形があります。

絵描きの女房なんて、普通のひとでは務まりません。

私以上に物好きでないと(^^;





【2016/03/12 11:05】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
贈り物


■お前のお爺ちゃんは…

『そんなに有名ではなかったけど、こんな絵を沢山残してくれてたよ』

いつかそんな日が必ずやって来る。

親は様々な事をお前に話してくれるだろう。

それを聞くときには私はもうこの世にはいない。

AYAsketch.jpg

一枚の絵の価値は年数が経つと共に

人それぞれの心の中で育つものかもしれない。

虎は死して皮を残す。

絵描きは死して絵を残す。

そんな意味を込めて描くのもたまにはいいと思う。






【2016/03/10 21:46】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
上達とは


■うちの生徒さんに入門4年目の人がいる(男性)

水彩画など描いたことがないらしいので、

取り敢えずは1000枚描いてみましょうと言った。

沢山描く事が一番の上達道とは誰にでも頭では解る。

しかし、それを実践する人は意外に少ない。

先日ようやく自力で700枚を超えたと報告を受け、

その絵を見せてもらうと、まるで別人の絵の様に変わっていた。



ご本人の努力もさることながら、

私の言葉を信じて愚直に実践を続ける彼の姿勢に感服した。

そして、こんな生徒さんを持つ私も幸せ者だと改めて思う。

長い間には沢山の生徒さんを見てきたが

こんな私とでも絶対的な信頼関係を結べる人は

理屈抜きで確実に上達することが解る。

結局、子弟とはそんな理屈抜きの関係なのだ。




【2016/03/03 22:02】 コンドル流水彩画考 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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透明水彩画のブログです。
絵を描くことは感動を見つけ出すこと。その時々に出会った想いを備志録的に綴ります。




■変なHNですがネットを飛び回るには便利な南米の鳥です(笑) 観掛けはこんな姿でも、いたって小心者です。 気まぐれな更新になりますが、どうぞよろしくお願いします。

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