人に隠れた深い思い


■古い話で恐縮だが・・・

以前何気なく昔の映像をネットで観ていると

古賀政男のエピソードに出会った。

あのレコード大賞に輝い『柔』の受賞の秘話だった。

この曲を歌ったのは歌手の美空ひばりだが

彼女は古賀門下のひとりで、数あるヒット曲の中でも

特にこの曲が大賞を取ったことで

『初めて先生にご恩返しが出来ました』と語っていた。

そしてその場に居た古賀自身は苦しかった昔を振り返りながら

『亡き母に少しは私も親孝行ができたかなと思います』と

涙ながらに声をつまらせていた。

既に古賀自身も70歳になっていたが

師を思い、親を想う気持ちに勝る情はない。

結果が総てとは言わないが

恩も感謝もそれまでやってきた結果次第で

初めて湧く思いがあるようだ。

歌謡界に共に身を置いて

照日曇る日を繰り返しながら歩んだ

古賀と美空の二人にしか解らない

深い思いがあったのだろうと私は画面を観ながら思った。

襟裳岬スケッチ

今あることが喜べず

報恩感謝のない人生はどこか寂しい。

何故ならそれ自体が、今の自分の姿そのもだら。

勝者でなければ語れない言葉がある。

どの世界、どんな分野であても

それはどうやら紛れもない事実のようだ。

【画/北海道襟裳岬】


【2018/05/09 23:55】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
自分と作品は・・・



■私はかれこれネット初めて30年近くなる。
その間世界中の沢山の作品を観てきて思うことは
こんな素晴らしい作品を描く作家は
一体どんな人物なのだろうかと興味が沸く。
モニター越しながらもその魅力が伝われば伝わるほど
描き手はそれ以上に魅力ある人ではないかと思ってしまう。
たかが一枚の絵である。
しかし、他者に分身(作品)を観てもらうということは
そういうことではないだろうか。
木蓮はがき
語弊を承知で敢えて言えば、
作者に興味が湧かないことは、残念ながらその作品にも
それほどの惹きつけられるものを感じないということになる。
これはあくまでも個人的な主観で拙い経験ながらも
私なりに過去から得たひとつの結論である。
思い上がって言うのではなく
自分もそんな周知の目にさらされている身ならな
気を緩めるなと戒めている。

見栄や格好だけで作品が描けるわけがないし
作品と作者は常に不可分であるなら
描いてしまえばそれで善しではなく
出来るなら描いた絵に恥ずかしくない自分でありたい。





【2018/05/05 20:25】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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透明水彩画のブログです。
絵を描くことは感動を見つけ出すこと。その時々に出会った想いを備志録的に綴ります。




■変なHNですがネットを飛び回るには便利な南米の鳥です(笑) 観掛けはこんな姿でも、いたって小心者です。 気まぐれな更新になりますが、どうぞよろしくお願いします。

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