審美眼


■美しいものを描きたいと思う。

しかし、世の中を見渡しても、そんなに綺麗なものはそれほど無い。

まして瞬間にでも心が震える様な光景とは滅多に出会わない。

ところが、個々の画家たちが描いた作品を観ると

余りの凄さに目が奪われるのは一体何故なのか?

きっと描き手が自分の美意識を通して見た光景を

見た目以上に表現(昇華)しているからではないかと私は思う。

そしてこの能力こそが、描き手自身の『個性の正体』なのだ。

表現された作品もさることながら

それを描いた作家の『審美眼』に感動するのではないだろうか。

幾らあんな風に描きたいと思って真似をしても所詮は別物になる。


DSCN3508.jpg

ならばどうすればよいのか・・・

自分の審美眼を信じて自分なりの対象を探すしかない。

年齢と共に食べ物の好みが変わる様に

興味の対象やものを観る目も変化するかもしれないが

生まれ持っての基本的な部分は

よほどの事が無い限りそんなに死ぬまで大きく変わらない。

それは自分の拙い過去の経験からもわかる。

100%とまではいかずとも、ひたすら歩き続けると

必ず心惹かれる対象に出会えると信じる

実はそれが絵を描くことの自分探しではないだろうか。

こんなものに心惹かれる自分がいたと気づくことが

新たな『絵筆を執らせる原動力』となるのかもしれない。




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【2017/07/19 23:59】 コンドル流水彩画考 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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絵を描くことは感動を見つけ出すこと。その時々に出会った想いを備志録的に綴ります。




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