言葉の迷信
 


■我々がよく聞いたり使ったりする言葉に

『説明的』とか『写実的で面白くない』とか

或いは『おおらかで個性的』等々が

なかば定型句のようになっています。

しかし、その言葉の意味するところとなると

案外曖昧で何となく使っているような気がします。

つまりそれは一種の迷信みたいなもので

『芸術は自由な表現だ』と云いながら

古い観念に囚われてしまっていることが多い。

自語相違や矛盾する言動は人間の常で

何時の間にか思い込んでしまっていることもよくあります。

本当の自由な精神とは物事を観念に捕らわれず

その本質に照らしてどうなのかを

自分なりに冷静に見定める姿勢ではないでしょうか。

表現者には信念に似たものも確かに必要ですが

それは自分に合わないものを排除することではなく

理解しょうとする努力することだと思います。

何となく思い込んでしまうと

それが別の部分で足枷になってしまうこともあります。

勇気をもって壊そうとする努力こそが

本来の『自由な精神』ではないかと私は思います。

座る

際立った独創性もない平凡な絵にも

写真の様な写実的な表現にも

破壊的や装飾的な作品も、それぞれの個性であり

もしそれらを目にしたときには

描き手の立場を離れられ一鑑賞者になれるかどうか?

私自身も正直言って自信はありません。

しかし、そんな精神を持ち続けることが

絵を描く者のひとつの条件のような気がするのです。




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【2017/07/18 18:18】 日々の呟き(日記) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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絵を描くことは感動を見つけ出すこと。その時々に出会った想いを備志録的に綴ります。




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